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香港短距離路線にまた新星、マスターエイトがG3バウヒニアスプリントTで無傷5連勝

2022年01月05日 11:24

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 香港のシャティン競馬場で元旦に行われたG3バウヒニアスプリントトロフィー(芝・直線1000m)は、単勝1.3倍と圧倒的に人気を集めたマスターエイトが残り300mで先頭に立ち、食い下がる3番人気サイトサクセスを1/2馬身抑え込んだ。

 序盤は集中力に欠ける感じで後方からとなったマスターエイトだが、中盤で馬群に取りつくとJ.モレイラ騎手のステッキに応え、残り300mからは並走するサイトサクセスとの半馬身差を守り抜いた。さらに1/4馬身差の3着には2番人気のスーパーウェルシーが続いた。

 マスターエイトはオマルーフォース(その父ガイガーカウンター)産駒の4歳セン馬で、昨年5月のデビュー戦(クラス4)から無傷の5連勝で重賞初制覇。この日は118ポンド(約53.5kg)の軽ハンデだったが、昨年のG1チェアマンズスプリントプライズ2着でトップハンデ133ポンド(約60.5kg)のコンピューターパッチには2馬身3/4差(6着)をつけている。