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​香港のトップトレーナー、ワクチン非接種で競馬場入り不可に

2022年01月17日 12:10

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 昨年のG1香港スプリントをスカイフィールドで制すなど、香港のトップトレーナーとして知られるC.ファウンズ調教師が、新型コロナウイルスのワクチン非接種を理由に競馬場への立ち入りを禁じられている。

 ファウンズ師はスカイフィールドのほか、昨年の香港ダービー馬スカイダーシーなどの活躍馬を手掛け、昨季は香港で4度目のチャンピオントレーナーの座に輝いている名調教師。しかし香港では現在、コロナ禍のため競馬場への入場を制限しているため、ワクチン非接種の同師は12日のハッピーバレー開催などで現地入りできなかった。

 英競馬メディア『racingpost.com』によると、競馬場以外での調教は可能なためファウンズ師は「仕事に影響は出ていない」と語っているが、「ワクチンの摂取は医学的に免除されているものの、政府からの規制は続くと思うので、今後はレースに出るために摂取しなければならないかもしれない。いずれにせよ、様子を見るしかない」と話していたという。

 さらに同師は「毎日、レースで会う人たちと同じように過ごしているのに、自分だけレースに出られないのは納得がいかないが、仕方がない。私は1000頭近い勝馬を調教してきたので、人々が私をどう思おうが気にしない」と心情を吐露している。