映画『シービスケット』で名馬役のポップコーンディーライツが死亡
2022年01月21日 11:00
2003年に公開された映画で名馬シービスケット役を演じたポップコーンディーライツが、24歳で死亡したことが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
ポップコーンディーライツはアフタヌーンディーライツ産駒のせん馬で、重賞勝ちこそなかったが58戦して11勝をマーク。1930年代に活躍した名馬シービスケットに似ていたことから、トビー・マグワイア主演、ゲイリー・ロス監督の映画『シービスケット』に出演した。同映画は高く評価され、アカデミー賞では7部門にノミネートされていた。
往年の名騎手ジョージ・ウルフ役として出演した殿堂入りジョッキーのG.スティーヴンス氏は、「ポップコーンディーライツはあの映画でスターだった。実戦で何度も勝っただけでなく、シービスケット役としてあの有名な(ウォーアドミラルとの)マッチレースも制したんだ。優しくて、速くて、素晴らしい友人だった」と旧友の死を悼んでいた。