マーフィー騎手は14カ月の騎乗停止、BHAが重い処分科す
2022年02月23日 13:21
英国競馬統括機構(BHA)は現地22日、新型コロナウイルスのプロトコルに違反するなど複数の問題で騎乗免許を自主的に返上しているO.マーフィー騎手に関する司法審査会を開催。14カ月の免許停止など同騎手に重い処分を科した。
審査会ではマーフィー騎手が昨年9月に犯した新型コロナウイルスのプロトコル違反および5月と10月の2度に渡るアルコール検査失格、さらに競馬業界への信義に反する行為が取り上げられ、プロトコル違反と競馬業界に対する背信行為について11か月の騎乗停止と3万1111ポンド(約486万円)の罰金を申し渡した。
また、5月と10月のアルコール検査失格について計100日を追加し、合わせて14カ月の騎乗停止としている。処分は昨年12月8日に遡って適用され、マーフィー騎手は2023年2月16日まで復帰できないことになった。
なお、マーフィー騎手はいずれの処分に対しても異議申し立てを行っていない。