名牝ベリーエレガントが11度目のG1勝利、チッピングノートンSを制す
2022年02月28日 12:10
現地26日、豪ランドウィック競馬場にてG1チッピングノートンステークス(芝1600m)が行われ、ニュージーランドの名牝ベリーエレガントが勝利した。
レースは2019年のオーストラリアンダービー馬エンジェルオブトゥルースが逃げ、ベリーエレガントは中段やや後方の外で機をうかがう展開。直線では馬場の中央からスパートしたベリーエレガントが残り100メートルで先頭に立ち、外から追い込んできた伏兵シーズアイディールの強襲も0.1馬身差でしのぎ切った。
3着争いは逃げ粘ったエンジェルオブトゥルースが、前走のG2アポロステークスでベリーエレガントを負かしたシンクイットオーバーに競り勝った。
ベリーエレガントは昨年11月のメルボルンカップで通算10度目のG1制覇。復帰戦だった今月12日のアポロSでは7着と崩れたが、叩き2戦目で真価を発揮した。
豪競馬メディア『racing.com』によると、C.ウォーラー調教師は今後について「(3月19日の)ランヴェットステークス、そして(4月9日の)クイーンエリザベスステークスと、3週間ずつのローテーションは完璧に計画通り進んでいる」と話している。