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ドバイゴールデンシャヒーン前哨戦、サンダースノーの弟が重賞初制覇

2022年03月06日 11:53

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 現地5日にメイダン競馬場でドバイゴールデンシャヒーン前哨戦のG3マハブアルシマール(ダート1200m)が行われ、逃げ馬の背後で3、4番手を追走したイースタンワールドが、直線入口から外に持ち出されると残り200mで先頭に立ち、後続に1.75馬身差をつけて快勝した。

 2番手から粘り込んだマンジーアが勝ち馬の後ろから追い上げるエジティラーブとの2着争いをアタマ差で制し、昨年のドバイゴールデンシャヒーンで3着のキャンヴァストは後方から末脚及ばず5着に終わっている。

 イースタンワールドはドバウィ産駒の5歳セン馬で、3歳上の半兄にはドバイワールドカップ連覇のサンダースノーがいる良血。ゴドルフィンの生産・所有で2019年12月にC.アップルビー厩舎からデビューするも2020年秋に去勢され、昨年末には現在のオーナーに売却されてA.ビン・ハルマシュ厩舎に移籍した。今年に入り重賞初挑戦のアルマクトゥームチャレンジラウンド1で9着、前走の同R2も8着と結果を残せていなかったが、距離短縮で大きな変わり身を見せた。