現地5日にドバイワールドカップ前哨戦のG1アルマクトゥームチャレンジラウンド3（ダート2000m）がメイダン競馬場で14頭により争われ、ハイポセティカルが大外に近い13番枠から先行争いを制すと、背後から追撃するリモースとの1馬身差を譲らず逃げ切った。

　6.5馬身離れた3着争いをアルマクトゥームチャレンジR2でも3着のエバーファストが制し、連覇を狙ったサルートザソルジャーはゴーオンとともに勝ち馬から約10馬身差の5着（同着）に終わっている。

　ハイポセティカルは前走のG3ファイアブレイクステークスから連勝でG1初制覇。昨年はファイアブレイクS、アルマクトゥームチャレンジR3とも2着に敗れており、前走の重賞初制覇から着実に成長した姿を見せている。