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単勝101倍のロックンホースら人気薄が上位独占、豪G1ニューマーケットHは大波乱

2022年03月13日 11:41

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 現地12日、豪G1ニューマーケットハンデキャップ(2歳以上、芝1200m)がフレミントン競馬場の直線コースを舞台に17頭により争われ、単勝101倍の最低人気ロックンホースが抜群のスタートから馬群の後方に控えると、中間点から進出して鮮やかに抜け出した。

 レースは内ラチ側に6頭、外ラチ側に11頭の集団に分かれ、3番枠のロックンホースは隣のジアストロロジスト(15番人気タイ)、8番枠のセプテンバーラン(8番人気タイ)らと内ラチ寄りで集団を形成。3番手のセプテンバーランを見ながら進むと、2番手から先頭をうかがうジアストロロジストを挟み込みように襲い掛かり、内で争う2頭を横目に0.4馬身抜け出した。

 2着にジアストロロジスト、さらに0.2馬身差でセプテンバーランが続いて大波乱。外ラチ組の1番人気ロストアンドランニングは14着、2番人気ホームアフェアーズも9着に沈んだ。

 ロックンホースはパーインカント(その父ストリートクライ)産駒の5歳牝馬で、ニュージーランドのM.モロニー調教師が管理。現地でも重賞勝ちはなく、前走のG1JR&Nバーケットテレグラフがデビュー12戦目で初の重賞連対だった。また、P.モロニー騎手も父の管理馬でうれしいG1初制覇としている。