豪G1ランヴェットS、モンテフィリアが大本命のベリーエレガントに完勝
2022年03月20日 10:32
現地19日、豪ローズヒルガーデンズ競馬場でG1ランヴェットステークス(3歳以上、芝2000m)が行われ、単勝9.50倍の2番人気モンテフィリアが昨季の豪年度代表馬で1.24倍の圧倒的1番人気ベリーエレガントを2馬身差と寄せつけずに完勝した。
6頭立てのレースはモンテフィリアが先頭から3馬身少々の4番手につけ、さらに1馬身から2馬身差の最後方をベリーエレガントが追走。馬群の外を回った2頭が最終コーナーから一騎打ちの形を作るも、モンテフィリアが1馬身後ろに迫るベリーエレガントを直線で突き放した。さらに5.68馬身離れた3着には3番人気のエンジェルオブトゥルースが入線している。
モンテフィリアは昨年10月のザメトロポリタン以来となる白星で通算4度目のG1制覇。重賞も通算4勝目とした。
同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、ベリーエレガントのJ.マクドナルド騎手は「彼女はよく走ったよ。少し馬場に苦労していた」「3/4馬身まで近づいたけど、相手は伸びた。勝った馬が強かったよ」と道悪適性の差を敗因に挙げている。なお、両馬は4月9日のG1クイーンエリザベスステークスでの再戦が予想されている。