現地26日、メイダン競馬場で行われたG1ドバイシーマクラシック（芝2410m）は、発馬良く3番手で流れに乗った昨年の日本ダービー馬シャフリヤール（4番人気）が残り100mで抜け出し、1番人気ユビアーの追い込みをクビ差しのいで勝利を手にした。走破時計は2分26秒88（GOOD）。

　さらに0.5馬身差の3着争いを逃げたオーソリティ（2番人気）が制し、7番人気ユーバーレーベンがシャフリヤールから1馬身少々の5着に善戦。5番人気のグローリーヴェイズは8着、3番人気のステラヴェローチェは9着に終わった。

　ゲートを決めたシャフリヤールは内のパイルドライヴァー（9番人気）を制してオーソリティの背後を取り、これが最後まで物を言った。直線ではオーソリティを目標に末脚を伸ばすと、パイルドライヴァーは2頭の後ろで行き場がなく、一旦押さえてシャフリヤールの外へ。スムーズに加速したシャフリヤールが大外から追い込むユビアーを封じる一方、パイルドライヴァーは猛然と追い上げるもオーソリティに短アタマ差及ばず4番手でのゴールとなった。

（人気は日本での発売分）