カントリーグラマーでドバイWC制覇のデットーリ騎手、「ラスト1ハロンで勝利確信」
2022年03月28日 13:30
現地26日に行われたG1ドバイワールドカップで、大本命と見られていたライフイズグッドを破って優勝したのは、L.デットーリ騎手とB.バファート調教師のコンビが送り出したカントリーグラマーだった。
デットーリ騎手は「カントリーグラマーに乗るチャンスがあると知り、すぐにボブ(バファート師)に電話したんだ。彼は30年来の友人で、カリフォルニアで彼の馬に乗ったこともある。ボブはライフイズグッドの後ろにつけろと言っていた」とコメント。
その言葉どおり、カントリーグラマーは逃げるライフイズグッドの直後の3番手で追走。ゴール前で本命馬を差し切って勝利を収めた。
「ライフイズグッドが仕掛けたと感じた残り半マイルまで、カントリーグラマーは私の思い通りに動いてくれた」とレースを振り返ったデットーリ騎手は、「残り1ハロンの時点で勝ったと思った。ラスト1ハロンはとても素晴らしかった」と相棒をたたえた。
また同騎手は最後に失速して4着に終わったライフイズグッドについて、「彼は最高の馬の1頭だが、弱点があるとすれば10ハロンだろう」と指摘。同馬にとって初体験だった距離が敗因だと話していた。