仏パリロンシャン競馬場で現地10日にG3ヴァントー賞（3歳牝馬、芝1800m）が行われ、道中3、4番手を追走したマルキーズドゥセヴィニエが、手応え良く向いた直線の追いくらべから1馬身1/2抜け出して快勝した。

　勝ち馬の背後を追走したノウゼイセルフが、逃げ粘るホットクイーンとの2着争いを短クビ差で制している。

　シユーニ産駒のマルキーズドゥセヴィニエは11歳上の半兄に2012年のサンクルー大賞などG1レース4勝のミアンドルを持つ良血。兄の移籍前と同様にA.ファーブル調教師が管理し、昨年9月にデビュー2戦目で勝ち上がった。今回はそれ以来の実戦で重賞初制覇を飾り、通算成績を3戦2勝としている。