競馬事業を縮小のシャドウェル、スタウト師やヘッド師らと契約解除
2022年04月20日 12:58
昨年3月に指導者のハムダン殿下を失い、ヒッサ王女の下で事業の縮小と再構築に移っていたシャドウェルが預託先を大幅に削減。英国のM.スタウト調教師やフランスのF.ヘッド調教師ら、欧州を代表する名調教師たちと契約を解除していたことが明らかになった。
現地19日付けの英競馬メディア『racingpost.com』によると、シャドウェルのレーシングマネージャーを務めるA.ゴールド氏が今後の預託先について言及。契約解除はスタウト師とヘッド師の他に英国はC&M.ジョンストン調教師、E.ダンロップ調教師、B.ミーハン調教師、さらにアイルランドのD.ウェルド調教師も含まれている。
その一方、今後のシャドウェルは英国でW.ハガス調教師、J&T.ゴスデン調教師、R.ヴェリアン調教師、C.ヒルズ調教師、O.バローズ調教師、R.ハノン調教師、M.トレゴニング調教師に所有馬を預託。フランスではJC.ルジェ調教師とF.ロオー調教師、アイルランドはK.プレンダガスト調教師と関係を継続していく。
ゴールド氏はスタウト師との関係について「反目などない。我々は長きに渡って彼とともにあったし、もはや馬を預けられないのは残念だ」「所有馬を減らしていくにあたり、いくらか変更しなければならなかったんだ」と、あくまでビジネス上の決定と話している。