現地11日、英ヨーク競馬場にてG2デュークオブヨークステークス（芝6ハロン）が行われ、窪田芳郎氏が所有するドラゴンシンボルが1番人気タイに推されて出走したが、7着に敗れた。

　昨年はジュライカップ2着など短距離G1で2回の2着（うち1回は1位入線も降着）があったドラゴンシンボルは、今回がR.ヴェリアン厩舎へ転厩しての初戦。約7カ月ぶりの出走で、序盤は3番人気のハイフィールドプリンセスとハナ争いを展開したが終盤にズルズル失速した。

　レースはそのままハイフィールドプリンセスが逃げ切り。2馬身3/4差の2着にはスパイキャッチャーが入り、昨年10月のG1英チャンピオンズスプリントステークス3着以来だった1番人気タイのミンザールが3着に続いた。

　J.クイン厩舎のハイフィールドプリンセスはナイトオブサンダー産駒の5歳牝馬。昨年後半からは英チャンピオンズスプリントステークス6着など重賞戦線に顔を出すも善戦どまりで、今年も前走まではオールウェザーで4戦して1勝だったが、今回で待望の重賞初制覇を達成した。