仏G1サンタラリ賞は良血馬アバブザカーブが制す、おじに名馬ジャイアンツコーズウェイ
2022年05月30日 12:05
現地29日、仏パリロンシャン競馬場にてG1サンタラリ賞(3歳牝馬、芝2000m)が行われ、R.ムーア騎乗のアバブザカーブが1番人気に応えた。
大外から出たアバブザカーブは2番手の好位を確保。直線残り300メートル付近で先頭に立つと、外から追い込んできたプラスデュキャルゼルを1馬身差で抑え切った。
J.オブライエン厩舎のアバブザカーブは米国生まれのアメリカンファラオ産駒。母の半兄に2000年のアイリッシュチャンピオンステークスなどG1を5連勝し、種牡馬としても成功した欧州年度代表馬ジャイアンツコーズウェイがいる良血で、今年初戦だった4月の未勝利戦で勝ち上がると、前走はリステッドのチェシャーオークスで2着。今回が重賞初挑戦での初制覇となった。