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​エアロヴェロシティで高松宮記念を制覇、香港のオサリバン調教師が引退へ

2022年06月03日 12:55

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 香港を拠点に18シーズンに渡って名馬を送り出してきたP.オサリバン調教師(62)が、今シーズン限りでの引退を表明した。地元メディア『サウスチャイナモーニングポスト』(電子版)が現地2日付けで報じている。

 ニュージーランド出身のオサリバン師は、名調教師だった父デイヴのパートナーを務め、11回も同国のチャンピオントレーナーに。1989年には弟のランスが騎乗したホーリックスでG1ジャパンカップを制した。

 2004年からは香港で開業し、15年にはエアロヴェロシティでG1高松宮記念を制覇。同馬は14年と16年の香港スプリントも勝つなどの大活躍を見せた。そのほかにも07年の香港ダービー馬バイタルキングを送り出すなど、6月1日時点で通算512勝を挙げている。