仏G2サンドリンガム賞、ザラック産駒のパープルペイが重賞初制覇
2022年06月08日 11:34
仏G2サンドリンガム賞(3歳牝馬、芝1600m)が現地5日にシャンティイ競馬場で行われ、先頭から3馬身ほど離れて2番手をキープした1番人気のパープルペイが、直線の残り300mで先頭に立つと後続に2馬身1/2差をつけて完勝した。
勝ち馬の外で3番手につけた3番人気のライフインモーションが、勝ち馬の背後で追い出しを待たされる格好になった2番人気シチリアンディフェンスとの2着争いをクビ差で制している。
パープルペイは英国のW.ハガス調教師が管理するザラック産駒で重賞初制覇。2歳時の昨年はC.ロッシ調教師に管理され、10月のG1クリテリウムアンテルナシオナルでは勝ち馬から約1馬身半差の3着に善戦した。しかし、その後に調教師がドーピング容疑で逮捕されたため転厩し、移籍初戦の前走は愛1000ギニーで6着だった。