現地3日のG1英オークスで1番人気に推されながら僅差の2着と初黒星を喫したエミリーアップジョンが、16日の英G2リブルスデールステークスで早くも名誉挽回を狙う可能性が浮上してきた。

　J.ゴスデン調教師は「リブルスデールSは非常に重要なレースだ。それに彼女はまだG2を勝ったことがない」とコメント。7月末まで待てば2つほどいいレースがあり、その後はヨークシャーオークスもあると言いつつも、「もし調子がいいならそこまで待つまでもなく、（リブルスデールS出走を）十分に検討する余地がある」と語った。

　エミリーアップジョンは2歳時にデビュー勝ちすると、今年は4月から始動して英G3ミュージドラステークスなどを2連勝。英オークスではチューズデーの短アタマ差2着だった。ゴスデン師は「ここまで4戦と、それほど多くは走ってない。よく食べているし、調子はよく見える」と、馬の状態には太鼓判を押している。