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チューズデーがBCフィリー&メアターフを快勝、ドイル騎乗のナシュワは4着

2022年11月06日 12:24

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 米キーンランド競馬場で現地5日、G1ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(3歳以上牝馬、芝9.5ハロン)が12頭により争われ、アイルランドから遠征した英オークス馬チューズデー(3番人気)が中団追走からの差し切りで快勝した。

 1馬身差の2着に2番人気のインイタリアンが逃げ粘り、さらに1/2馬身差の3着には10番人気のレディスパイトスピアが3番手追走から流れ込んだ。短期免許を取得して来日中のH.ドイル騎手が駆けつけて騎乗したナシュワは、1番人気の支持を集めるも発馬で後手に回り、ラチ沿いから直線で外に持ち出すロスも大きく勝ち馬から3馬身1/2差の4着に敗れた。

 チューズデーは英オークスでもナシュワを3着に下し、今回はそれ以来となる白星で通算2度目のG1制覇(重賞も2勝目)。管理するA.オブライエン調教師はBC開催16勝目でフィリー&メアターフは初制覇、R.ムーア騎手はBC開催12勝目でフィリー&メアターフはダンクで制した2013年以来の2勝目としている。

 オブライエン師は今後のチューズデーについて「計画としては彼女を引退させてアシュフォードスタッドへ送ることになるかもしれないが、来年も現役を続けさせることもあり得る。その場合は香港カップも考える」とコメントしている。