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モダンゲームズが鮮やかに差し切り、BCマイルで圧倒的人気に応える

2022年11月06日 15:05

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 米キーンランド競馬場で現地5日に行われたG1ブリーダーズカップマイル(3歳以上、芝8ハロン)は、単勝2.38倍の1番人気に推されたモダンゲームズがあおり気味の発馬から中団追走となるも、直線では外から末脚を炸裂させて鮮やかに差し切りを決めた。

 前肢を上げるようにゲートを出たモダンゲームズは行き脚がつかず次々と前に入られ、中団馬群の中で追走を余儀なくされる。第3コーナーからペースが上がるとW.ビュイック騎手のアクションも大きくなり苦しいかに見えたが、直線に入ると外から強烈な末脚で先行く馬たちを一掃し、3/4馬身抜け出してゴールに飛び込んだ。

 13番人気の伏兵シャールズスパイトが3番人気キンロスとの2着争いをハナ差で制し、さらにクビ差の4着にアグネスゴールド産駒のアイヴァー(4番人気)が入線。2番人気のアナポリスは後方のまま11着に沈み、6番人気のドメスティックスペンディングは競走を中止した。

 ゴドルフィン所有のモダンゲームズは9月のウッドバインマイル以来のG1レース4勝目で、BCでは昨年のジュベナイルターフから2年連続の勝利。C.アップルビー調教師とビュイック騎手はスペースブルースで制した昨年からBCマイル連覇でともに2勝目、BC開催ではアップルビー師が8勝目、ビュイック騎手は7勝目とした。

 アップルビー師は来年のモダンゲームズについてロイヤルアスコット開催のクイーンアンステークスを目標に挙げ、3年連続の米国遠征も意中にあることを明かしている。