現地25日に英ニューマーケット競馬場で行われるレースで、L.デットーリ騎手が同競馬場にいながらJ&T.ゴスデン厩舎の馬に騎乗しないことから、蜜月関係だった両者の間に溝ができたのではとの憶測が出ている。

　デットーリ騎手は先週のロイヤルアスコット開催でゴスデン厩舎の馬たちに騎乗したが、G1英ゴールドカップのストラディバリウスは3着、G1プリンスオブウェールズステークスのロードノースはスタート時に目隠しを外すのに手間取ったことが響いて5着に終わっていた。

　この事態について、J.ゴスデン調教師はデットーリ騎手と話し合ったことを認め、「フランキー（デットーリ騎手）と私は、調教師と騎手の関係を長期的に休むことを穏便に決めた。ただし私たちが親友かつ同僚であることに変わりはない」との声明を発表した。

　なおこの件について、デットーリ騎手からのコメントはまだ出ていない。