ドバイのメイダン競馬場で現地25日に行われたG1ドバイターフ(芝1800m）は、英国のロードノース（2番人気）とL.デットーリ騎手のコンビが中団から抜け出すと、後方から猛追する日本のダノンベルーガ（1番人気）を0.75馬身抑えて3連覇を達成した。

　ゲートを決めたロードノースは好位勢の後ろに収まると、直線では2番手から抜け出す4番人気ネーションズプライドを目標にスパートし、残り100mから抜け出した。ダノンベルーガは序盤から行きっぷりが今ひとつで後方から。直線半ばでようやく末脚に火がついたものの及ばなかった。

　ネーションズプライドがダノンベルーガとアタマ差の3着に粘り込み、セリフォス（3番人気）は直線急追から脚が上がって5着まで。7番人気のヴァンドギャルドは直線で鞍上が追うのを止め、最下位（14着）での入線となった。

　ロードノースはレース史上初のドバイターフ3連覇を達成して通算4度目のG1制覇。重賞は6勝目とした。

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