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豪の名種牡馬ノットアシングルダウト、進行性の肺病により安楽死

2022年06月29日 11:30

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 豪州の名種牡馬ノットアシングルダウトが現地27日に死亡し、繋養先のアローフィールドスタッドにより発表された。21歳だった。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、ノットアシングルダウトは進行性の肺病により2020年1月に種牡馬を引退して療養生活を送っていたが、ここ数日で病状が悪化したため安楽死の措置が取られた。

 リダウツチョイス産駒のノットアシングルダウトは現役時代に通算10戦4勝、リステッドを2勝しただけで重賞未勝利だったが、2004年のマジックミリオンズ2歳クラシックでは後の2歳三冠馬ダンスヒーローの2着がある。

 種牡馬入り後は79頭のステークス勝ち馬を輩出し、エクストリームチョイスやファーナン、カルタクイーン、ミラクルズオブライフら16頭がG1制覇を果たした。また、同馬のオーナーだった香港在住のB.ホー氏もしばしばノットアシングルダウト産駒を購買。その中にはアローフィールドスタッドにゆかりのサザンレジェンドやクラシックレジェンドが含まれる。