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トルカータータッソが独G2ハンザ大賞を連覇、叩き2戦目で健在アピール

2022年07月03日 09:48

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 現地2日、独ハンブルク競馬場でG2ハンザ大賞(3歳以上、芝2400m)が6頭により争われ、昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソが3番手から迎えた直線で外ラチ側から豪快に突き抜けて1番人気に応えた。

 3馬身1/2差の2着に最後方から追い込んだ4番人気ノーザンルーラー、さらに1馬身3/4差の3着には5番人気のバージニアストームが逃げ粘り、2番人気のオルターアドラーは2番手追走から5着に終わった。

 トルカータータッソはハンザ大賞を連覇して通算5度目の重賞制覇。昨年の凱旋門賞制覇以来となった前走のバーデン経済大賞は6着に沈んだが、見事に巻き返して健在をアピールした。なお、昨年もシーズン初戦のバーデン経済大賞6着から叩き2戦目でハンザ大賞を勝っている。

 この勝利により英ブックメーカーの『パディパワー』はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスにおけるトルカータータッソの前売りオッズを20倍台から7倍まで大幅にカットした。

 主戦のR.ピーヒュレク騎手は地元の『galopponline.de』に対し「初戦は全く振るわなかったが、それが彼のバイオリズムだし分かっていることさ。今日の走りにはとても満足しているし、万事予定通りだよ」とコメントしている。