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アダイヤーのキングジョージ連覇が消滅、登録を取り消し回避決定

2022年07月06日 11:43

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 英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(7月23日)の初回登録が現地5日に締め切られ、昨年の優勝馬アダイヤーは登録を見送り回避が決定した。

 明け4歳を迎えた今年も現役を続けることになったアダイヤーは、コロネーションカップからプリンスオブウェールズステークス、そしてキングジョージへと始動戦の延期を繰り返してきたが、上半期最大の一番も回避することに。現時点で同馬を所有するゴドルフィンから回避の理由に関する発表はない。

 また、アダイヤーと同じC.アップルビー厩舎のハリケーンレーンとユビアー、サンクルー大賞を勝ったばかりのアルピニスタ、英オークス馬チューズデー、エリザベス女王が所有するリーチフォーザムーンも登録を取り消した。

 残る15頭には英ダービー馬デザートクラウンと愛ダービー馬ウエストオーバーのほか、昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソ、A.オブライエン厩舎のハイデフィニションやストーンエイジ、ブルーム、英ゴールドカップ2着のモジョスターらが含まれる。

 舞台実績のあるパイルドライヴァーも登録を残しており、同馬を共同管理するW.ミューア調教師は「可能であればデットーリが乗ることになる。エミリーアップジョンあたりが出るなら彼が乗るのだろうが、そうでないならね」とコメント。なお、エミリーアップジョンは愛オークスに出走するため、同馬のJ.ゴスデン調教師はキングジョージの回避を示唆している。