現地27日の英G1サセックスステークスを快勝し、昨秋からのマイルG1レース5連勝を含めてデビューからの無敗を9に伸ばしたバーイード。次走はついにマイルの枠を飛び越えて中距離レースへ挑むようだ。

　シーザスターズ産駒の4歳馬バーイードは、これまでの9戦全てがマイル戦。だがW.ハガス調教師は次走に10.5ハロンのG1英インターナショナルステークス（8月17日）を挙げ、「バーイードにはスピードと気品がある。10ハロンへの距離延長も楽しみだ」と語っていた。

　一方、同師はさらに距離が長い10月2日の仏G1凱旋門賞（芝2400m）については「出る必要性を感じない」とコメント。「ヨーク（英インターナショナルS）の結果次第でチャンピオンステークスか、（連覇がかかったマイルの）英G1クイーンエリザベス2世ステークスに進むだろう」としている。