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仏オークス馬ナシュワがG1連勝、ナッソーSで古馬撃破

2022年07月29日 11:52

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 現地28日、英グッドウッド競馬場にてG1ナッソーステークス(3歳以上牝馬、芝10ハロン)が行われ、H.ドイル騎乗の仏オークス馬ナシュワが古馬を蹴散らした。

 スタートがひと息で最後方近くからのレースとなったナシュワ。最後の直線に入ってもその位置取りは変わらなかったが、坂を上り始める勝負どころで外からじわじわとポジションを上げていく。ラスト1ハロンを切ったところでついに先頭に立ったナシュワは、追いすがる最低人気のアリスティアを1馬身3/4差で振り切った。

 さらに半馬身差の3着はライラックロード。5月に牡馬相手の仏G1イスパーン賞を勝ったドリームローパーは5着までで、英オークス4着などG1で善戦を続けていた2番人気の3歳馬コンサートホールは最下位の8着に沈んだ。

 J&T.ゴスデン厩舎のナシュワはフランケル産駒。英オークスでは3着に敗れたものの、仏オークスではドイル騎手に女性初の欧州クラシック制覇をプレゼント。そこからのG1レース2連勝となった。

 ゴスデン調教師は今後について「しばらくは(10月の仏G1)オペラ賞のような牝馬限定戦にしようと思っている。今年は牡馬との対戦を急かしたくない。それはたぶん来年の話だね」と語っている。