現地17日に英ヨーク競馬場で行われるG1英インターナショナルステークスの枠順が確定。中距離初挑戦が注目される欧州マイル王バーイードは7頭立ての6番枠となった。

　W.ハガス厩舎のシーザスターズ産駒バーイードはデビューからすべてマイルを走って無傷の9連勝。7月末の英G1サセックスステークスまでG1を5連勝しており、初距離の今回でも大手ブックメーカーでは抜けた1番人気に推されている。

　ハガス調教師が強敵と警戒する昨年の勝ち馬ミシュリフは5番枠。ハガス師は「ミシュリフが昨年と同じ調子ならば、勝つのは至難の業だろう」「ミシュリフはエクリプスステークス（2着）では非常にいいレースだったが、キングジョージ（3着）では少し物足りなかった印象。今回はどちらになるか分からないが危険な存在であり、それは他の馬たちも同様だ」と話していた。

　そのほか、今年の愛2000ギニー馬で中距離初挑戦だった前走の英G1エクリプスステークスは3着だったネイティヴトレイルは4番枠。バーイードの同厩馬で5月に愛G1タタソールズゴールドカップを制しているアレンカーは2番枠に入った。