今月に短距離G1を2連勝したハイフィールドプリンセスが、さらに現地9月11日の愛G1フライングファイブステークスにも出走する可能性が浮上している。

　J.クイン厩舎の5歳牝馬ハイフィールドプリンセスは、今月7日に仏G1モーリスドゲスト賞でG1初制覇。さらに12日後の19日には英G1ナンソープステークスも連勝した。

　今後の長期的目標は11月の米ブリーダーズカップ参戦で、その前に10月の仏G1アベイドロンシャン賞か仏G1フォレ賞のどちらかを使うことが関係者で検討されていた。

　しかしクイン調教師はハイフィールドプリンセスの状態がすごくいいと語り、フライングファイブSへ参戦する可能性を示唆。「ヨーク（ナンソープS）からカラ（フライングファイブS）までまるまる3週間あるからね。彼女の状態が良ければカラへ行くつもりだ」と、約1カ月間で3度目のG1制覇を狙う意向を示している。