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名種牡馬モアザンレディが死亡、米豪のシャトル種牡馬で活躍

2022年08月27日 14:11

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 アメリカやオーストラリアで数々の活躍馬を送り出した名種牡馬モアザンレディが、現地26日に老衰のため安楽死処分となった。25歳だった。

 サザンヘイロー産駒のモアザンレディは、現役時代はT.プレッチャー厩舎に所属。短距離から中距離まで幅広く走り、2000年にケンタッキーダービー4着などの後、G1キングズビショップステークス(ダート7ハロン)を制した。通算成績は17戦7勝。

 2001年に種牡馬入り後すぐにアメリカとオーストラリアとのシャトル種牡馬として供用。オーストラリアではベニチオ(G1ヴィクトリアダービー)、セブリング(G1ゴールデンスリッパーステークス)、モアジョイアス(フライトステークスなどG1レース8勝)などが活躍し、アメリカでもデアデビル(G1シャンペンステークス)、ロイエイチ(G1ブリーダーズカップスプリント連覇など)、ユニ(G1ブリーダーズカップマイルなど)などを出した。

 日本では昨年と今年にG1フェブラリーステークスを連覇したカフェファラオの母の父として名前を残している。