現地11日、愛カラ競馬場でG2ブランドフォードステークス（3歳以上牝馬、芝10ハロン）が行われ、R.ムーア騎乗の3歳馬アバブザカーブが接戦を制した。

　やや縦長となった馬群で4番手につけたアバブザカーブは、直線に入ると1番人気のラプティットココと馬体を併せてスパート。ゴール前でラプティットココを振り切ると、強襲してきたアンシニュエンドウもクビ差で抑え込んだ。昨年からの連覇を狙っていたラプティットココは勝ち馬から1馬身3/4差の4着までだった。

　J.オブライエン厩舎のアバブザカーブはアメリカンファラオ産駒。デビュー4戦目だった5月の仏G1サンタラリ賞を勝っているがクラシックは不出走で、今回は約3カ月半の休み明けだった。次走は凱旋門賞当日（現地10月2日）の牝馬限定G1オペラ賞が有力視されている。