フランチェスコグアルディが豪G2ムーニーバレーGCを圧勝、ウォーラー師は1年後の大舞台を展望
2022年10月26日 11:36
現地22日、豪ムーニーバレー競馬場で12頭により争われたG2ムーニーバレーゴールドカップ(4歳以上、芝2500m)は、1番人気のフランチェスコグアルディが中団追走から早めのスパートで先頭を奪い、約170mの短い直線を一気に駆け抜けて快勝した。
3.75馬身差の2着に最後方付近から3番人気のルナーフレアが追い込み、さらに2.75馬身差の3着には道中で勝ち馬の直前に位置していた2番人気のパーサンが続いた。
フランチェスコグアルディはフランケル産駒の5歳セン馬で、アイルランド生まれのため実際は4歳秋の馬齢に相当する。2020年に英国でデビューし、昨年秋に豪州のC.ウォーラー厩舎へ移籍した。8月のG3プレミアズカップ(2着)で重賞に初挑戦すると、G3キングストンタウンステークス8着、前走のG3ザバートカミングス2着を経て重賞初制覇としている。
同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、ウォーラー師はフランチェスコグアルディについて来年のメルボルンカップを狙える馬と評している。