現地29日、米アケダクト競馬場でG2ケルソハンデキャップ（ダート8ハロン）が行われ、最低人気だったJ.アコスタ騎乗のダブルクラウンが番狂わせを起こした。

　6頭立てのレースで単勝約42倍とぶっちぎりで最低人気だったダブルクラウンは、内の後方2番手から。直線では圧倒的な1番人気のベイビーヨーダが早めに抜け出して勝ちパターンに持ち込んだが、唯一追い込んできたダブルクラウンが本命馬を楽にかわして1馬身3/4差で金星を手にした。

　ダブルクラウンはストームキャット系バーボンカレッジ産駒の5歳馬。重賞は通算24戦目にして待望の初制覇で、同馬を管理するN.キャッシュ調教師にとっても嬉しい重賞初勝利となった。