ニュージーランド2000ギニー（3歳、芝1600m）が現地5日にリッカートンパーク競馬場で14頭により争われ、中団追走から直線半ばで先頭に顔をのぞかせた1番人気のピアが、後方から外を回って追いすがる4番人気デザートライトニングを振り切った（0.1馬身差）。

　さらに0.3馬身差の3着には3番手で内ラチ沿いキープの2番人気プロウェスが粘り込んだ。

　ピアはプロワジール（父ショワジール）産駒のセン馬でD＆B.ウェザリー調教師が共同管理。明け3歳の8月28日にデビュー勝ちしたばかりで、2戦目はリステッドで2着に敗れたものの、3戦目に前哨戦のG2ホークスベイギニーで重賞初制覇を飾り、それから重賞連勝で通算4戦3勝とした。