モーリス産駒ヒトツ、繋靭帯の負傷から調教を再開
2022年11月09日 13:11
3歳時にオーストラリアンダービーなどG1レースを3勝するも、左前肢の繋靭帯を痛めて戦線離脱を余儀なくされたモーリス産駒のヒトツが、すでに調教を再開していることが明らかになった。
豪競馬メディア『racing.com』が現地6日付けで報じたところによると、ヒトツを共同管理するC.マー調教師は「彼はキャンターを始めていて実戦復帰も近い。我々はとてもハッピーだ」と現状を説明。「あのようなケガをして良い訳がないけど、彼が秋にはカムバックして、かつての状態を取り戻せると願っている」と前向きに話している。
昨シーズンのヒトツは春のヴィクトリアダービー(2500m)でG1初制覇を飾ると、秋にはオーストラリアンギニー(1600m)、続くオーストラリアンダービー(2400m)とG1レースを3連勝。ジャパンカップ遠征も視野に入れたが、その矢先に故障が判明した。