ディープ系アルバートドック産駒のテンペスティ、伊G2フェデリコテシオ賞を制す
2022年11月15日 13:03
現地13日、伊サンシーロ競馬場でG2フェデリコテシオ賞(芝2200m)が行われ、L.デットーリ騎乗のテンペスティが接戦を制した。
6頭立ての後方2番手を進んだテンペスティは、直線残り400メートル付近で外からスパート。内ラチ沿いで先に抜け出していたベストオブリップスの前に出ると、粘る相手に差し返しを許さず短クビ差で勝利した。
昨年の独ダービー馬で前走の伊G2ジョッキークラブ大賞を勝っていたシスファハンはさらに3馬身1/4差の3着までだった。
テンペスティはディープインパクトの孫に当たり、G3七夕賞などを勝ったアルバートドック産駒の3歳馬。イタリアでデビューし、今年5月のG2伊ダービー2着、前走のG2ローマ賞3着など善戦はあったが、今回が待望の重賞初制覇となった。