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​9年ぶりジャパンカップ制覇のムーア騎手、「才能ある馬に乗れてラッキーだった」

2022年11月28日 11:30

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 27日、東京競馬場でG1ジャパンカップ(芝2400m)が行われ、R.ムーア騎乗の3番人気ヴェラアズールが直線で窮屈になるシーンがありながら最後はゴール前で鋭く伸びて勝利した。

 渡辺薫彦調教師に開業初のG1制覇をもたらしたヴェラアズールは、2010年の日本ダービー馬エイシンフラッシュ産駒の5歳馬。前走のG2京都大賞典が重賞初挑戦での初制覇という遅咲きの上がり馬で、G1はもちろん初勝利となった。

 ムーア騎手は2013年のジェンティルドンナ以来、9年ぶり2回目のジャパンカップ制覇。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、「才能ある馬に乗れたのはとてもラッキーだった」とコメント。「ペースがあまり上がらず仕掛けを待たされたが、少しスペースができると一気に加速した。今日は内を回ったことが不利にはならなかったと思う」と振り返っていた。