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キングストンタウンクラシック改め豪G1ノーザリーS、3歳牝馬のアメリアズジュエルが古馬を撃破

2022年12月04日 12:13

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 豪G1キングストンタウンクラシックから改称して現地3日にアスコット競馬場で15頭により争われたノーザリーステークス(3歳以上、芝1800m)は、1番人気のアメリアズジュエルが5、6番手で流れに乗ると、馬群の中から迎えた直線では残り200mを切って末脚鋭く抜け出し快勝した。

 1馬身差の2着に2番手追走のアイアンクラッド(8番人気タイ)が粘り込み、さらに0.54馬身差の3着争いを勝ち馬と道中並走のスタイネム(5番人気タイ)が制した。2番人気のカスカディアンは二の足が今ひとつで後方からの追走となり、さらに0.01馬身及ばず4着に終わっている。

 シユーニ産駒の3歳牝馬アメリアズジュエルは前走のG2W.A.ギニーと連勝で通算4度目の重賞制覇。S.ミラー調教師ともどもG1初制覇とした。

 なお、オーナーブリーダーのP.ウォルシュ氏にとっても初のG1勝利で、同氏は過去に2着が7回、3着が2回あった。豪競馬メディア『racing.com』によると「50年待っていたが、その価値がある」「ちょっと実感がない。まるで天国に来てしまったかのようだ」と喜びを表現している。