米G1メイトリアークS、リーガルグローリーが圧勝で連覇達成
2022年12月06日 12:55
現地4日、米デルマー競馬場でG1メイトリアークステークス(3歳以上牝馬、芝8ハロン)が行われ、圧倒的な1番人気に推されていたリーガルグローリーが昨年に続く連覇を達成した。
2番人気のハムウッドフライヤーが大逃げする展開となったレースで、リーガルグローリーは離れた馬群の中段に控えて動じず。2番手まで上がって直線に入ると、脚色の鈍ったハムウッドフライヤーを並ぶ間もなくかわして先頭に立ち、し烈な2番手争いを尻目に5馬身1/4差の勝利を収めた。
2着争いは伏兵イングランズローズが昨年のG1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフ勝ち馬ピッツァビアンカにハナ差で先着。ハムウッドフライヤーはさらにアタマ差の4着だった。
C.ブラウン厩舎のリーガルグローリーはアニマルキングダム産駒の6歳馬。3歳から重賞戦線で息の長い活躍を続け、昨年のこのレースで待望のG1初制覇。そこから今年6月のG1ジャストアゲームステークスまで重賞4連勝を果たし、前走は牡馬相手のG1ブリーダーズカップマイルで10着に終わったものの、牝馬限定戦に戻ったここでは格の違いを見せつけた。