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【香港ヴァーズ】ウインマリリンが豪快にG1初制覇! 引退戦のグローリーヴェイズは3着

2022年12月11日 18:00

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 現地11日にシャティン競馬場で行われたG1香港ヴァーズ(3歳以上、芝2400m)は、D.レーン騎手を鞍上に迎えた2番人気ウインマリリンが、後方から豪快に突き抜ける新味を出して快勝。待望のG1初制覇を飾った。勝ち時計は22753GOOD)。

 1馬身1/2差の2着に2番手を追走したフランスのボタニク(4番人気)が粘り込み、ここがラストランの1番人気グローリーヴェイズは中団から末脚及ばずさらに1/4馬身差の3着。惜しくも史上初の3勝目はならなかった。なお、ドイツのメンドシーノ(5番人気)がゲート内でのこう着により競走を中止している。

 地元のセニョールトーバ(8番人気)が先導したレースは中間点の1200m11551のスローペースで通過。2番手にボタニク、その後ろに3番人気ストーンエイジや10番人気バターフィールドが続く。グローリーヴェイズはストーンエイジの背後でマークするように内ラチ沿いを追走し、武豊騎手が騎乗した6番人気ブルームはペースが遅いと見るや向正面で後方から早めの進出。ウインマリリンは序盤にグローリーヴェイズの外から後ろに引き、自身の背後からブルームが動いても付き合わず78番手に待機した。

 第3コーナー付近からセニョールトーバがピッチを上げたが、ウインマリリンのレーン騎手は手綱を控えたままの追撃。最終コーナーの手前では最後方まで下がったものの、慌てず馬群の大外を回って直線に入ると、残り300mの手前から弾けるように末脚を炸裂。3勝目へ懸命のグローリーヴェイズ、粘るボタニクを並ぶ間もなく抜き去って残り150mで先頭に立ち、最後は流す余裕さえ見せてゴールした。

※人気は日本発売分