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【香港スプリント】ウェリントンが快勝で地元勢の上位独占、日本勢はメイケイエールの5着が最高

2022年12月11日 18:40

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 シャティン競馬場で現地11日に行われたG1香港スプリント(3歳以上、芝1200m)は、地元の最強馬ウェリントンが中団の後ろから差し切りを決め、逃げ粘る10番人気サイトサクセスに3/4馬身差をつけて快勝した。勝ち時計は1876GOOD)。

 さらに1/2馬身差の3着に連覇を狙ったスカイフィールド(8番人気)が続き、4頭が参戦した日本調教馬は2番人気メイケイエールの5着が最高。その他の3頭は5番人気ナランフレグ(10着)、6番人気ジャンダルム(12着)、昨年2着のレシステンシア(4番人気)は13着に大敗した。

 逃げるサイトサクセスが作ったペースは前半600m3515という遅いものになり、大外枠のメイケイエールは発馬直後にJ.マクドナルド騎手が内の様子をうかがっていたものの、抑えが利かない様子で前へ。シンガポールのリムズコジオスコ(11番人気)と並んで23番手からレースを進めた。

 レシステンシアは中団の内ラチ沿い、その後ろの位置にウェリントンがつけ、さらに1馬身ほど後方の内ラチ沿いから外へナランフレグ、ジャンダルム、スカイフィールドらが並走。3頭並走のような隊列となって直線に向かっていった。

 メイケイエールはマクドナルド騎手の仕掛けを受けて先頭をうかがうも、内のサイトサクセスは手綱を控えたままで劣勢。その間に外からウェリントンが一気に抜き去り万事休す。ウェリントンは残り100mでサイトサクセスをかわし、外から追いすがるスカイフィールドも封じてゴールに飛び込んだ。

 レシステンシアは直線半ばまで食い下がっていたが、進路が狭くなる不利もあって後退。その横で並んでいたナランフレグとジャンダルムは鞍上に懸命に追われるも、前方との差を詰めるほどの脚勢はなかった。

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