現地20日、ドバイのメイダン競馬場でG2ザビールマイル（芝1600m）が行われ、W.ビュイック騎手騎乗のマスターオブザシーズが勝利した。

　最内枠から出たマスターオブザシーズは密集した馬群で包まれながら待機。直線で前が開くと残り200メートル手前で先頭に立ち、追い込んできたシリアーを0.5馬身差で退けた。

　C.アップルビー厩舎のマスターオブザシーズはドバウィ産駒の5歳せん馬。2021年5月のG1英2000ギニーで2着と善戦し、昨年4月には英G3アールオブセフトンステークスで重賞3勝目を挙げたが、故障で長期休養に入っていた。

　休み明けをものにしたことで、アップルビー調教師は3月末のG1ドバイターフ参戦の意向を示したと英競馬メディア『racingpost.com』は報じている。