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​香港3強対決はゴールデンシックスティが制す、安田記念に挑戦も

2023年01月30日 11:20

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 現地29日、初めて現役3強が揃ったG1香港スチュワーズカップ(芝1600m)がシャティン競馬場で行われ、ゴールデンシックスティが年下の2頭を撃破した。

 レースはカリフォルニアスパングルが逃げ、2番手にロマンチックウォリアー、3番手にゴールデンシックスティと3強が揃って前に行く展開。その隊列のまま直線に入ると、ゴールデンシックスティが粘るカリフォルニアスパングルを残り約100メートルでかわして先頭へ。その勢いのまま押し切った。

 1馬身後方の2着争いはロマンチックウォリアーが最後に浮上。1/4馬身差でカリフォルニアスパングルが続いた。

 7歳せん馬のゴールデンシックスティは、昨年12月のG1香港マイルで3度目の対決となったカリフォルニアスパングルに初黒星の2着。しかし今回は初対戦だったロマンチックウォリアーを含めた2歳年下の強豪たちをまとめて下し、健在をアピールした。

 香港ジョッキークラブの公式サイトによると、主戦のC.ホー騎手は「自分は今でもゴールデンシックスティが世界最高のマイラーの1頭だと信じている。相手へ敬意を払うのはもちろんだが、自分の馬も信頼しなくてはね」とコメント。

 今後については3月25日のG1ドバイターフ(芝1800m)に登録済みであることに触れ、さらに6月4日のG1安田記念(芝1600m)への参戦も検討していることを示唆。「ドバイターフは左回りなので、日本へ向かうならばいい予行演習になる。暑さになれることもできるしね」と語っている。