米メディアがサウジダービー注目馬に日本馬2頭、アグネスゴールドの血を引く南米馬も
2023年02月23日 12:40
米競馬メディア『bloodhorse.com』が、現地25日に行われるG3サウジダービーに米国から唯一出走するバヴナメルトダウンの強敵として日本馬に注目している。
B.バファート厩舎からは2歳G3セシルB.デミルステークスを制したスピードボートビーチも出走を予定していたが、こちらは遠征を回避。1月末のG2サンヴィセンテステークスで重賞3勝目を挙げたバヴナメルトダウンが厩舎の期待を背負う。
L.デットーリ騎乗で13頭立ての6番枠に入ったバヴナメルトダウンについて、バファート調教師は「速い馬だ。現在のところはいいフォームで走っている。チャンスはあるだろうが、長距離遠征はいつだって疑問符が付いてまわる」と語った。
同メディアは4頭が出走する日本馬のうち、ケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「Japan Road to the Kentucky Derby」の初戦だったカトレアステークス(ダート1600m)を制したコンティノアールと、第2戦のJpn1全日本2歳優駿を勝ったデルマソトガケに注目。両馬が米三冠レースにノミネート済みなことも伝えた。
そのほか、南米調教馬で母父がアグネスゴールドのエスウニコがドバイでのUAE2000ギニートライアルで2着と好走し、香港で活躍した名ジョッキーのJ.モレイラ騎手が騎乗することにも触れている。