オーストラリア屈指の名ジョッキーとして知られるD.レーン騎手は、現地18日のG1サウジカップに日本馬のクラウンプライドで参戦する。

　同騎手がクラウンプライドに騎乗するのは2回目で、初騎乗だった昨年3月末のUAEダービーでは見事な勝利を飾った。その後のクラウンプライドは米G1ケンタッキーダービーこそ13着だったが、秋からは2度のG1を含めて3戦連続2着と惜しい競馬が続いている。

　レーン騎手は「不運にもUAEダービー以降は勝っていないが、日本ではいいレースをしていた」とクラウンプライドを評価。「米国勢のカントリーグラマーとテイバを負かすのは厳しそうだが、それ以外では日本のトップクラスと肩を並べているのだからチャンスはあるはずだ」と語った。

　また同騎手はサウジカップ前にリヤドダートスプリントでダンシングプリンス、レッドシーターフハンデキャップでシルヴァーソニックと日本馬に騎乗予定。特にダンシングプリンスについては「昨年の勝ち馬だし、日本でも好調だ」と連覇に期待を寄せている。