G3サウジダービー（3歳、ダート1600m）が現地25日にキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、2番手を追走した地元のコミッショナーキングが逃げるアメリカのバヴナメルトダウンを一騎打ちの末にアタマ差で下した。

　レースはコミッショナーキングがバヴナメルトダウンをマークし、2頭が終始リードする展開。そのまま迎えた直線でも両雄譲らず、最後にコミッショナーキングの勝負根性が勝った。

　4頭が挑んだ日本勢はデルマソトガケが中団から追い上げ、さらに1馬身3/4差の3着に善戦。それ以外はコンティノアール（5着）、フロムダスク（9着）、エコロアレス（12着）に終わった。

　コミッショナー（父エーピーインディ）産駒のコミッショナーキングはアメリカ生まれの牡馬で昨年9月にデビュー勝ち。2戦目は3着に敗れるも12月にローカルG3で2勝目を挙げ、今回は2カ月ぶりの3歳初戦だった。