現地4日、豪ランドウィック競馬場で行われたゴールデンスリッパーステークス前哨戦のG2トッドマンステークス（2歳牡・セン馬、芝1200m）は、2番手を追走した2番人気のシリンダーが逃げ粘る1番人気レッドレジスタンスを差し切り、0.66馬身差をつけて勝利した。

　さらに2.64馬身差の3着には5番人気のミリタライズが続き、3番人気のカフェミレニアムは発馬で後手に回り最後方のまま5着に終わった。

　ゴドルフィンが所有するエクシードアンドエクセル産駒のシリンダーは、前走のG2シルバースリッパーステークスから連勝で重賞2勝目。通算成績を4戦2勝とした。ゴドルフィンの公式サイトでは次戦にゴールデンスリッパーSを挙げている。

　なお、豪競馬メディア『racing.com』によると、このレースの1レース後に行われた2歳牝馬のG2リースリングステークスでデビュー3連勝としたジャスティファイ産駒ラーニングトゥフライに代わり、シリンダーがゴールデンスリッパーSの前売り1番人気に浮上。シルバースリッパーSとトッドマンSを連勝した過去の3頭は、いずれも本番を制しているとのこと。