NZのトウキョウタイクーンがシステマSを完勝、サトノアラジン産駒からG1ホース誕生
2023年03月12日 07:53
ニュージーランドのプケコヘパーク競馬場で現地11日に行われた2歳G1システマステークス(芝1200m)は、サトノアラジン産駒のトウキョウタイクーンが単勝1.3倍の圧倒的人気に応え、逃げ粘る3番人気ウラノヴァに2.5馬身差をつけて快勝した。
前々走のカラカミリオン2歳、前走のG3マタマタスリッパーとも最後方から追い込みを決めたトウキョウタイクーンだが、この日はゲートを決めて2番手につける積極策。そのまま迎えた直線では逃げるウラノヴァを捕らえてからややもたついたものの、残り100mで手前を替えると一気に突き放して決着をつけた。ウラノヴァから2.3馬身差の3着には4番人気のトゥルシーが続いている。
トウキョウタイクーンは前走に続く重賞2勝目でG1初制覇。昨年11月26日のデビューから無傷の5連勝としている。また、サトノアラジンにとっても産駒のG1初勝利。鞍上のO.ボッソン騎手は通算90度目のG1制覇に到達した。
なお、NZ競馬公式サイトの『loveracing.nz』によると、M.ウォーカー調教師はトウキョウタイクーンの今後について状態を見極め、週明けから次のプランを考えるとコメントしている。