5月に開催される米G1ケンタッキーダービーへ向けた長期前売り、フューチャー・ウェイジャーの第5回目（プール5）が現地3月12日に締め切られ、新たに日本調教馬2頭に個別オッズが設定された。

　オッズが設定されたのは、日本馬を対象としたケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「Japan Road to the Kentucky Derby」でトップに立つペリエールと、地方競馬の南関東でハイセイコー記念を制すなど5戦4勝のマンダリンヒーロー。次走はUAEダービーを予定している前者には60倍、米G1サンタアニタダービーへの参戦を表明した後者には117倍のオッズがついた。

　1番人気は昨年の2歳王者フォルテ。3歳初戦だったG2ファウンテンオブユースステークスを楽勝したことで「その他すべての3歳馬」の11倍を抜いた。2番人気は3連勝でG3タンパベイダービーを制したタピットトライスが9倍で続いている。

　10倍で3番人気のアレイビアンナイトはKYダービー回避を表明。11倍の「その他すべての3歳馬」以下、G2ロスアラミトスフューチュリティとG2サンフェリペステークスを連勝したプラクティカルムーブ（13倍）、同じく重賞2連勝中のインスタントコーヒー（20倍）、G2レベルステークス2着のレッドルートワンと同3着のリインカーネイト（25倍）と続いている。