豪G1を11勝し、昨年の欧州遠征後に現地で繁殖入りした女傑ベリーエレガントが、初仔となるシーザスターズの仔を受胎したことが分かった。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

　現在はアイルランドで繋養されているベリーエレガントは、このまま来年の出産を迎える予定。次回の交配相手とオーストラリア帰国の時期は未定だとオーナーサイドは話している。またこのシーザスターズ産駒はイギリスでデビューを目指すという。

　ベリーエレガントはザビール系のゼド産駒。メルボルンカップ制覇などオーストラリアで大活躍後、凱旋門賞を目指した昨年の欧州遠征では結果を出せなかったが、通算で42戦16勝をマークした。

　シーザスターズは現役時代に英ダービーや凱旋門賞などを制覇。種牡馬としても英インターナショナルステークスなどG1を6連勝したバーイードや英愛ダービーを連勝したハーザンドなどの活躍馬を多数出すなど大成功している。